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第2回千葉県外来種対策(動物)検討委員会 会議結果概要


1 日時平成17年3月3日
2 場所南庁舎4階第11会議室
3 出席委員望月 賢二 千葉県立中央博物館 副館長
落合 啓二  千葉県中央博物館 上席研究員
斎藤 明子 千葉県中央博物館 上席研究員
黒住 耐二 千葉県中央博物館 上席研究員
長谷川 雅美 東邦大学理学部助教授
4 議事 

(1)第1回会議の結果について
  (事務局から説明:資料No1参照(資料No1は既にHP上で「第1回検討委員会 会議結果概要」として掲載されているものです。))

(2)外来種動物リストの作成作業について
各委員が作成した「千葉県外来種動物リスト(1次案)」(資料No2)、 「千葉県産 両生類・爬虫類の外来種リスト」(参考資料No1) 「千葉県に定着/一時帰化/野外逸脱の貝類リスト」(参考資料No2)を基に検討を行った。 

 「千葉県外来種動物リスト(1次案)」(資料No 2)について
(哺乳類)
12種が生息繁殖が確認され、3種が目撃情報はあるが定着は未確認。リストアップは完了している。
(両生・爬虫類)
現在把握している千葉県に生息している外来種と入る恐れの非常に高い種をリストアップした。なお、ウシガエルを落としてしまっていたので追加します。
(魚類)
確認している情報はリストアップはしているが、未確認の観賞魚が多数いるようである。また、タイリクスズキについては、いけす養殖用に大量に輸入されているものが野生化している。
(軟体動物)
あまり問題にはならない種がほとんどだが、アサリについては北朝鮮産のアサリが様々なルートで入ってきている。認識と検討が必要。
(昆虫)
環境省の作成している外来種リストから、千葉県で記録のあるもの、農林水産部で把握しているものを加えて、94種類です。農業関係害虫については被害が出たときに個々に防除対策を講じている。それ以外に生態系への影響としての問題の種としてはセイヨウオオマルハナバチ、定着はしていないが話題になっているペット昆虫のパラワンオオヒラタクワガタ、ギラファノコギリクワガタが野外で採取されている。

 今後の「千葉県外来種動物リスト」作成作業について
今回のリストに、黒住委員提出の「千葉県に定着/一時帰化/野外逸脱の貝類リスト」(参考資料No 2)の様式に千葉県で確認された場所等を入れた調査表を事務局より各委員に提示することとし、それを完成させることとなった。
各委員の専門外の動物群については、事務局からそれぞれの専門の方に依頼する。
また、今後ホームページ等で公開するための写真の入手については、事務局と委員が協力して収集する。

(3)外来種動物の防除対策について
防除対策の検討に先立つ外来種のランク付けについて検討を行った。

(主な意見)
○ランク付けは外来種の影響の大きさと緊急度及び防除対策の実施方針を想定して行うべき。
○防除対策における千葉県の問題点を整理する事も大切であり、条例や規制でどれだけ防除対策を進められるか議論したい。また自然保護課の鳥獣対策担当者も一緒になって考えるべき。
○ランク付けについては、原則として国の外来種対策を踏襲し、千葉県内で被害の予想される程度の高い物でランクを付け加えれば良いのではないか。
○ランク付けはより現実的な駆除方針を加味したほうがよく、駆除できないものを高ランクにするべきではなく、昆虫と無脊椎動物は駆除できないのでランク外だと思う。
○研究者は、言いっぱなしではなく責任を持ち、防除対策までを協力して行い、防除を成功させたモデルケースを完成させるべき。
○昆虫は種類が多いので、情報を集め、整理してからでないと全体のランク付けは難しいが、目の前に手遅れになりそうなものの把握はできているので防除実現可能なものについてのみ、「この地域はこうするべきである」という提言ならできると思う。
○防除すべき動物の提言まではできるが、駆除・防除の手段までの提言はできないのではないか。むしろ千葉県民が「外来種をいれないようにする」という共通認識を共有させることが必要ではないか。

会長のまとめ
ランク付けの必要はあるので、各委員はランク付けの考え方や意見をまとめ、整理して4月中旬までに事務局に提出することとし、それを見ながら再度検討していきたい。
また、現在個別に行われている外来種の防除対策の状況については自然保護課でまとめて資料を用意する。また、自然保護課の鳥獣対策担当者も次回から同席を検討すること。


なお、資料等はダウンロードすることができます。
 資料No2  エクセルファイル 48KB   PDFファイル 22KB 
 参考資料No1   DOCファイル 25.5KB  PDFファイル  9KB
 参考資料No2  エクセルファイル 27KB  PDFファイル 13KB


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