外来種対策のページへ センターのトップページへ

第4回千葉県外来種対策(動物)検討委員会 会議結果概要


1 日時 平成18年1月26日
2 場 所 千葉県南庁舎2階第7会議室
3 出席委員 望月 賢二 (会長)
落合 啓二  千葉県中央博物館 上席研究員
斎藤 明子 千葉県中央博物館 上席研究員
黒住 耐二 千葉県中央博物館 上席研究員
長谷川 雅美 東邦大学理学部助教授
4 議事概要 

(1)外来種リストのための外来種整理表の完成について
  資料No1外来種整理表(全動物種原案)および資料No2外来種整理表(影響度等Aランク種抜粋)について検討を行った。
《主な意見》
○ 分野ごとに考え方の整合性を取るべき。
  「生態系又は人に対する影響度」をAと判断したものについては、何らかの防除努力を行うことになるので、根絶が難しくても駆除の「緊急度ランク」をB以上にすべきではないか。
  「生態系又は人に対する影響度」は、「外来種整理表記入上の注意」にしたがってA〜Dの判断をもう一度確認してほしい。(今回、種ごとの扱い方を明確にするため、あえてキョンやハクビシンのランクを下げたが、Aだけをピックアップされたとき、軽視につながらないか。)
○ 定着している数の多さを判断基準に入れるべきなのかもしれない。
○ アメリカジガバチのように駆除及び有効な対策が困難と判断したものは、「緊急度ランク」はCとした。
  ペット昆虫こそ規制が可能なのでランクを上げるべきと思う。
○ ムラサキイガイについても、駆除のために労力をかけるのは無駄であるが、対処療法的な除去は行われている。
○ リストではある程度の内容を出しておいて、実際に駆除を検討する時になって「駆除できるものは早期に駆除を行う」という方向付けができるようなものにすべき。

《会長のまとめ》
 各委員は「生態系又は人に対する影響度」及び「緊急度ランク」を中心にもう一度、見直しをおこなうこと。
 分野間においては分類が下位にいくほど根絶が困難になっていくという状況があるが、根絶が困難でも実際に防除の努力が行われているもの、できるだけ早期対応しなければいけないものは 「緊急度ランク」をそれにあわせて考慮することとする。
 また、「緊急度の情報」の欄に「根絶を目指すべき」、「根絶が困難であるが、防除等の対策を採り続けるべき」、「影響度は高くなくても、個体群が小さいので、根絶すべき」、「現状では定着が確認されていないが、影響が大きいので、野外で確認された場合はすぐに排除すべき」等の情報をしっかりと入れること。

(2)外来種リストの前文及び千葉県への提言について
  資料:外来生物について(一次案)について検討を行った。
《主な意見》
○ 外来種リストの作成の考え方、プロセス、作成メンバーの説明及び具体的に県に対しての提言をいれるべき。
○ 外来種リストの活用方法、今後の取り組みを提言として入れるべき。
○ アサリなどの商業輸入については、「輸入時のチェックがあまく、弱ったものが業者によって棄てられることが多い。」ことを提言に入れてほしい。
○ 多くの外来生物が入ってきたことをどう考えるかを一般への提言として入れてはどうか。
○ 提言は「検討会委員」からのものとし、リストなどの資料には委員名・所属を掲載することとしてはどうか。

《会長のまとめ》
  資料:外来生物について(一次案)の5「今後の取り組みの方向性」の「駆除」と「防御」については、仮に「根絶」と「抑制」に読み替え、両方とも「防除」に該当することとする。
  一次案に対しての各委員の意見は事務局に送付し、これをもとに修正案を各委員に送って調整することとする。

(3)その他
《外来種リストの公開》
 リストのホームページや冊子等による公開方法は、事務局が案を出し、第5回会議で検討する。
《意見》
○ 行政が発行する資料は後年手に入らないことが多いので、改善していただきたい。


なお、資料等はダウンロードすることができます。
資料No1外来種整理表(全動物種原案)  エクセルファイル 340KB   PDFファイル 589KB 
資料No2外来種整理表(影響度等Aランク種抜粋)   エクセルファイル 70KB   PDFファイル 263KB 
外来種整理表記入上の注意  DOCファイル 33KB   PDFファイル 98KB 
資料:外来生物について(一次案)  DOCファイル 49KB   PDFファイル 172KB 

外来種対策のページへ センターのトップページへ