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第4回千葉県外来種対策(植物)検討委員会 会議結果概要
日時平成21年2月20日(金)午後2時〜5時
場所県立中央博物館応接室
出席委員 宮田 昌彦 千葉県立中央博物館 自然誌・歴史研究部長
木村 陽子  千葉県生物学会 会員
天野 誠 千葉県立中央博物館 上席研究員
谷城 勝弘 千葉県立我孫子高等学校 教諭
古木 達郎 千葉県生物多様性センター 副主幹
県出席者 生物多様性センター2名
   議題
    (1)第3回委員会の議論と結果の確認
    (2)外来種リスト対象種について
    (3)各委員から提出されたランクづけと調整
    (4)その他



議事の概要
<外来種の重要な事例>
《主な意見》
1.  第3回委員会の議論の結果と確認
5−3)の4項目 「組織の明確化」→「組織・体制の明確化」とする。
P.5 「防除の有効性」→「防除の容易性」とする。
「2)導入・逸出に対する対応」とする。

2. 外来種リスト対象種について
1)地衣類、シダ類、コケ類
・地衣類:原田氏からウスバイシバイイワノリの情報がえられた
・コケ類:人為的な環境であるコンクリートに定着する種もあるが、もともと千葉県にはいなかった種なので、外来種としては妥当。

2)種子植物の要検討種
・元々在来種のものと、自然分布拡大で生育し始めた種がリストには混在している。
・RDBにも検討されているホソバイラクサ、コゴメカゼクサ、ムギガラガヤツリは在来種とする。
・要検討種リストをつくることとした。ランク評価はしない。
・資料3の各種について、各委員に判断してもらう。
・「外来種」の定義をより細かく規定する文章にすることにした。事務局で案を作製することとした。

3. 各委員から提出されたランクづけと調整
1)毒性の高い種の取り扱い
・イヌサフランは外来種リストから削除(大場先生に事務局で確認する)。スズランは逸出の記録もあるので、リストに残す。
・ノハラガラシはナタネに混在し、毒性もあるのでAAにする。
・毒性の高い種の取り扱いはドクニンジンのような致死性の毒を含むものはランクを上げる要因とするが、毒性そのものだけで評価をすることはしない。種の個票に記載する。
・センダンはCCで妥当
・本編の「3外来種による生態系や人への影響」に毒性についても追加する。
・外来種であっても、社会的に認知された固有の価値を持っている種や、在来種の動物の生息場所を提供する場合もあるので、防除にあたっては、総合的に判断して、対応する旨を基本的方針に追加する。

2)外来生物法指定種の取り扱い
・オオハンゴンソウは総合的に判断してAAとする。
・オオカナダモ・コカナダモはAAとする意見と、BBあるいはCBとする意見があった。

3)ランクの調整方法(資料6)
・各委員の評価が異なるものについて別途種子植物について担当委員と事務局で別途会議をもち、特にAA評価の種について、検討することとする。

4)容易性(旧名:有効性)の調整方法
・各委員で後日チェックしてもらうことにした。
・ランク変更した方がいいものについて、理由もつけてもらう。
・コケ類とシダ類についても容易性の評価を各委員が追加する。

4. その他
1)オオアカウキクサ類の取り扱いについて
・現在の分類と県内生育状況を整理し、検討した。
・アメリカオオアカウキクサはAAにする。
・ニシノオオアカウキクサを要検討リストに追加。
・アイオオアカウキクサも要検討リストに追加。

2)河川における特定外来生物緊急調査について
・県管轄の河川におけるナガエツルノゲイトウ、オオフサモ、ミズヒマワリ、カワヒバリガイの4種の緊急調査を実施していることが報告された。
・調査結果はかならず現場に報告するようにすること。

3)附帯検討
 この場は外来植物の議論だけをしているが、絶滅危惧種の問題や生態系保全の議論の場で、外来生物について議論する必要がある。今後は、守るべき環境の議論が必要で、種レベルの議論だけでは限界がある旨、本文に追加する。
次回の検討委員会は6月に開催。

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