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第19回企業と生物多様性セミナー
グリーンインフラの最前線

- セミナー報告 -
会場:千葉県立中央博物館 講堂

日時:平成29年10月24日(水)13時30分〜16時

主催:千葉県自然保護課・千葉県経済協議会・千葉県環境保全協議会

参考:チラシ兼申込書(pdfファイル:549KB)

セミナーの様子


講演 : 緑地を活用した生物多様性保全とグリーンインフラ


   株式会社竹中工務店 技術研究所
   リサーチフェロー 三輪 隆氏

   
   - 講演内容 -    
 生態系は都市の存続の基盤であり、生態系を保全しつつその機能を活用する自然共生型の土地利用を推進することが、都市を持続可能なものとしていく上で急務となっている。また、都市には世界の半数以上の人々が住み、世界の自然資源の3 /4 以上を消費する生態系サービスの一大消費地であり、都市を活動基盤としている企業が事業所で持続可能な土地利用に努めることは、企業経営を持続可能性なものとするための必須条件となりつつある。
 また、人口減少・社会資本の急速な老朽化や、気候変動に伴い激甚化する集中豪雨に伴う洪水・内水氾濫等への適応策として、グリーンインフラが世界中で注目されている。グリーンインフラは、単に従来のグレーインフラに代えて水や緑に置き換える土地利用の概念ではなく、自然の多様な機能を活用し、環境・社会・経済の全ての側面での価値創出を目指す革新的な概念であり、土地利用を通じた生物多様性保全とも密接に関連します。
 本講演では、SDGsやESG投資などの現在企業が直面している環境・社会・経済上の課題や潮流のほか、筆者が参加する一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)などによる実践的な取組みの紹介を通じ、企業による土地利用を通じた生物多様性保全のあり方について論考した。
参考:講演資料(pdfファイル:5.11MB)


企業の事例紹介


「生物多様性ちば企業ネットワーク」参加企業から事例を紹介していただきました。

○ 公益財団法人 日本生態系協会
  自然保全・再生墓地事業部 佐山 義則 氏
   『自然を再生するお墓“森の墓苑”について』

 房総丘陵にある土砂採取跡地で、在来種による樹木葬の墓地を造り、50年かけて森に戻そうとする活動について報告した。

※本ページは、セミナーの報告のため、記載内容はセミナー開催当時のものです。

千葉県からの報告 : 「身近なアリとヒアリの区別について」


   千葉県生物多様性センター 副主幹 大木淳一

 身近に生息するアリを紹介し、最近話題となっているヒアリについて解説した。また、ヒアリや身近なアリの実物標本を実体顕微鏡で観察することで、細部のアリの違いを確認した。
参考:講演資料(pdfファイル:2.14MB)



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