調査団報告2025年2月

生命のにぎわい調査団員の皆さまへ

生命のにぎわい調査団事業の「生命のにぎわい通信」や本ページの「調査団報告」を担当していた私(加賀山)が千葉県生物多様性センターから退職することになりましたので、ご報告させていただきます。

これまで、現地研修会や調査フォーラム、生き物報告フォーム等にて、数多くの団員様と交流することができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

私の専門が爬虫両棲類(生態学や保全生物学)と、比較的種数の少ない分類群(主に本州に生息する種)を扱っていたこともあり、にぎわい担当の初年度は大きな不安を抱えておりました。しかし、当事業に関わる中で鳥類、昆虫、植物等の様々な分類群を扱うようになり、知識や興味の幅が大きく広がったように感じています。

また、にぎわい調査団に投稿された様々な生き物の報告情報を整理し、解析等を実施する中で、県内に生息する在来種の生息状況や外来種の侵入状況の全体像を把握することができました。これらの結果は、当センターが発行する千葉県生物多様性センター研究報告や調査フォーラム等での公表・発表を通して、皆様へと広く情報発信していけたと考えております。

皆様よりご報告いただいた生き物の報告データは、今後も継続して分析や情報公開が行われるべきだと考えております。そこで、皆様には今後も生き物報告フォームをご活用いただき、県内に生息する野生生物の現状把握に関わっていただけますと幸いです。

調査団報告 2025年2月

2月分のデータ(Excel)は以下のリンクよりダウンロードできます

ただし、無許可で報告データを公開することを禁じます