● セイコーインスツル株式会社

生物多様性行動指針の制定

生物多様性の保全に取り組むにあたり2011年4月にSIIグループ生物多様性行動指針を策定し、具体的な取り組みを開始しました。

生物多様性に配慮した土地利用

SIIグループの盛岡セイコー工業(岩手県)では、2012年度より生物多様性の観点からみた土地利用状況の評価と生物調査を実施しています。 これは、「一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)」が開発した『いきもの共生事業所®推進ガイドライン』に基づき、社外の専門家にもご参加・助言をいただきながら実施しています。2015年からは、土地利用評価に加え、事業所敷地にて自然観察会を開催し、敷地の樹林地に生息する貴重な生き物の存在や生態について学んでいます。


いきもの共生事業所®認証(ABINC認証)の工場版第一号を取得

盛岡セイコー工業(岩手県雫石町)は、上記の土地利用評価を実施し生物多様性保全に継続的に取り組んできた結果、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会（ABINC）が運営する「いきもの共生事業所®認証（通称：ABINC認証）制度」において、2015年2月に工場版認証としては第一号となる認証を取得することができました。2018年1月には、ABINC認証を更新しています。


地域との連携

千葉県内に所在するSIIの３事業所※では、2016年2月より、千葉県のヒメコマツ回復事業の一環として募集した「ヒメコマツ系統保存サポーター」に登録し、千葉県の絶滅危惧種であるヒメコマツを育成しています。
※３事業所：幕張事業所（千葉県千葉市）、高塚事業所（千葉県松戸市）、大野事業所（千葉県市川市）


植樹活動

幕張事業所(千葉県千葉市)は、2014年8月に千葉県と締結した「法人の森協定」に基づき、千葉県匝瑳市の九十九里浜沿いにある「セイコーインスツルの森」にてクロマツの植栽を行っています。
2015年3月に300本、2017年に170本を植栽し、クロマツの成長を見守り続けると同時に、今後は更なる追加植栽を予定しています。

外部リンク： 法人の森／千葉県
https://www.pref.chiba.lg.jp/shinrin/hojin/




生物多様性保全の啓発活動

社員用イントラネットでの情報配信をはじめ、各拠点では生物多様性をテーマとしたニュースの発行、標語の募集などの啓発活動を継続的に行っています。

外部リンク：

生物多様性保全 | セイコーインスツル株式会社
http://www.sii.co.jp/eco/environment/biodiversity-conservation.html