● 株式会社　安藤・間

「生物多様性保全」を環境方針に掲げ、生物多様性に関するガイドラインを制定

上記に基づく取り組みとして、全社横断的なワーキンググループにより、モデル現場の選定を通じての推進活動や、社内外へのPR、社内ポータルサイトの運用などを行っています。モデル現場での取り組み事例としては、土木現場での希少動物の保護や希少植物の移植、ＧＩＳ（地理情報システム）の活用、建物の緑化計画における生物多様性への配慮、海外新興国における植林などがあります。


生物多様性簡易評価ツール「いきものプラス^®」

「いきものプラス^®」は、建築物の緑化計画において生物多様性への取り組みを評価するツールです。当社が幹事会社として建設会社8社と2014年に共同開発し、各社で展開しています。敷地情報や取り組み内容を入力するだけで、建築環境総合性能評価システム（CASBEE）の生物多様性関連評価項目の点数を算出し、緑化計画に反映できます。また鳥・蝶と植物との連関図や、推奨植栽植物などが図や写真で表示されるため、お客様への提案にも活用できます。


「どんぐりプロジェクト」

当社は共同企業体の幹事会社として、福島県いわき市の震災復興市街地整備事業に携わっています。その中で、伐採された里山の樹木のどんぐりを、子ども達に預けて苗木を育成してもらい、その苗木を新たに植栽して、地域の里山を再生しようという取り組みを行っています。子ども達がよみがえらせた里山の樹木が茂る防災緑地に、「ふるさと」を感じられるようにとの思いを込めたこのプロジェクトは2015年、「第９回キッズデザイン賞」で奨励賞を受賞しました。

外部リンク：

安藤ハザマ
http://www.ad-hzm.co.jp/